‘ロボットアニメ’の概念を崩した代表作

ガンダムとは打って変わり

逆にだ、ガンダムが不人気となりながらも人気を博したロボットアニメという触れ込みで人気を呼んだ作品もあります。90年代に制作・放送されたTVアニメから現在に至るまで人気となり、世界のポップカルチャーとして戦略素材の一つに組み込まれている『新世紀エヴァンゲリオン』だ。今作は、筆者にしたら『ロボットアニメを最初に見た作品』といっても過言ではない。それ以前にもしかしたら見ているのかもしれないが、巨大ロボットという観点で見ればこれが初めてのこと。

厳密に言うとロボットではなく、人造人間なのだが、その意味を理解するまで数年はかかった。何せ当時小学生の、齢10才足らずの子どもが見てわかったら恐ろしい作品だからだ。エヴァの人気は放送当初から高かったが、どちらかと言えば放送終了後の方がより評判を集めていったと言える作品になる。欧米諸国にも持ち込まれたのも大分後の話、放送開始時はまさかこれだけ社会現象になるとは、誰もが思っても見なかったかも知れません。

ですが現在までの状況を鑑みれば、その人気も頷けます。

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元祖萌え、らしい

エヴァを題材にしたポプカル的な要素が高いのはもちろんエヴァも例外なく含まれますが、どちらかと言えば今作のヒロインとして出演している『綾波レイ』と『惣流・アスカ・ラングレー』(新劇からは式波・アスカ・ラングレー)が人気の原点だ。筆者もどちらが良いかと尋ねられたこともあるのだが、比較的見ればやはり前者のレイがとりわけ人気が高いようにも見える。だからといって後者のアスカが不人気、というわけでもない。

現在でも両者のコスプレをしている人は、国内外で多く見かけられるコスプレイヤーの代表格と言っても良い。彼女たちに扮して演じているレイヤーさんの中には、それこそ作品から出てきたかのような完成度を披露している人もいるので、正直恐ろしくもある。中には衣装のインパクトが強すぎて、キャラクターになりきれていないという欠点のある方もたまに見かけたりするのだが、それはそれとしておこう。

こうした二大キャラの登場は、現在までに続く『萌えキャラ』の元祖とまで言われているという。萌え、というにはアクの強いキャラなのだが、人気があるだけまだマシなのかもしれません。

世界観は

そんな現在までに圧倒的な人気を有するようになったレイやアスカが活躍するエヴァですが、作品の世界観がこれまた物議を醸している。難解な単語、複雑怪奇に蠢く物語、最後に待ち構える結末が全く予想だにできない内容は大人になっても、いまだ考えさせられる要素が多く見られる。何せ声優として出演している方々ですら、いまだ『エヴァってなんだろう?』と疑問に感じるというのだ。

筆者的にもこの作品、油断してみているとダメだと思わされたのが97年に公開された旧劇場版である『Air/まごころを君に』で思い知らされる。今作ではとにかく登場する人全てが圧倒的な火力で淘汰され、蹂躙されていく。あまつさえ肝心のヒロインであるアスカが搭乗していた弐号機もろとも、エヴァ量産機にハゲタカのように貪られて非業の死を遂げるという展開は開いた口が塞がらなかった。ちなみにこの頃筆者は小学校最高学年だったのだが、映画の内容はてんで理解できず、1つ言えるのは皆死んでいくという事実だけが突きつけられる。

成長してから同作品を何度か見ているが、そこでやっと展開についていけるようになった。それでもやはり、先述のアスカが遂げた無残な最期だけは受け入れるというのは出来ない。

ライトになった新劇場版

そんな過激な演出も厭わなかったエヴァですが、2000年代中盤以降に原作をリメイクして映画とする試みが行われた。これには世界的に見ても待っていましたとばかりに、話題を集めた。筆者も今のところ、公開された三作品は全て劇場まで足を運んで見ているが、現在為せる映像クオリティで描かれるエヴァの世界は最高の一言だ。

また萌えキャラとしてヒロインも『真希波・マリ・イラストリアス』が追加されるなど、その人気を後押ししている。

オタクになりたい方必見

日本的な要素として

言い換えれば、エヴァは日本的なアニメと言える要素が含まれているのかもしれません。世界観こそ難解で見る人すべてに哲学的な価値観を与えるものとなっていますが、それだけに厨二腐さも相まって面白いと言えるのかもしれません。ガンダムのように機械ではなく、人造人間というテーマなのもあって、宗教的な価値観に囚われず見られるという利点もあるといえる。

日本のポップカルチャーを伝達するためにはエヴァを、という考えはあながち間違ってはいなさそうだ。